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Letters

Letters by Yuriy Kusanagi

書評『これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール』梅田泰宏著

お金

Amazonの検索窓に「税金」と入力して、一番簡単そうに見えた本がこれだった。

現代の日本の税金について基本的な事柄が一通り網羅されている。

 

特に面白みはないけど、辞書的に使うことができる本だと思った。

一家に一冊置いてあって損はない。

 

どうせ面白くない勉強を学校でやらされるなら、税金のような実用的な知識について教えてほしかった。

 

 

多くの人は税金についてよく知らない

 

僕が思うに、多くの大人たちは税金のことについてよくわかっていない。

どういう種類の税金があって、だいたいどれくらいの割合で課税されて、それが何に使われているのか、ざっとでも説明できる人はなかなかいないと思う。

 

小学生でさえコンビニでおやつを買ったら消費税を払っているのに、だ。

 

 

郊外生活と都会生活のコスト

 

ロバート・キヨサキ氏は自身の著書の中で「持ち家は負債だ」と何度も繰り返し主張している。

理由はシンプルで、固定資産税がかかるからだ。

 

自動車にも自動車税がかかるし、要するに、昭和世代の理想の生活である「郊外持ち家+車移動」は税金という観点から見るとあまり得策とは言えない。

 

お金持ちは、効率的にお金を稼ぐこと以上に無駄なお金を使わないことを考えている。

 

車移動が必須になってしまうような郊外では、生活費は安くても車関係の税金や維持費が都会生活よりも余計にかかってしまう。

この本の中で税金のかたまりと紹介されているガソリンも必要だ。

 

一方、都心なら大抵の用事は徒歩や自転車くらいで済む。

 

しかも、郊外での生活においては何かと移動時間がかかる。

時間は僕たちに等しく与えられている最大の資産なので、これをロスしてしまうのはかなり痛い。

 

以上のことを踏まえてみると、割高な生活費を考慮しても、都会生活は意外とリーズナブルな選択肢だと言えそうだ。