Letters

Letters by Yuriy Kusanagi

手紙

どこかにありそうでどこにもない街から

どこかにありそうでどこにもない街に僕は住んでいる。 この街に雨はほとんど降らない。 海から吹く風が心地良く、細い路地裏を通って、眩しいくらいの夏の空に消えていく。 噴水のある広場には今日も子どもたちのはしゃぎ声が響き渡っている。 台車に乗せて…

僕たちは何も知らない

僕たちは何も知らない。 知らないことさえ知らないままで、これまでの時間を生きてきた。

献辞

ずっと、君に会いたかったんだ。