Letters

Letters by Yuriy Kusanagi

書評『基本の78パターンで英会話フレーズ800』

決まりきったフレーズの集合体、それが言語だと思う。 僕たちが日本語を話すとき、いちいち主語がこうで動詞がこうで…と考えることはない。 こんにちはの語源は今日はだけど、僕たちがこんにちはという挨拶を交わすときは、意味なんて考えずにほとんど反射的…

書評『ベーシック・インカム - 国家は貧困問題を解決できるか』

前半は正直ダルいページが続く。 でも、後半は読みやすく、最終的には筆者の意見に全面的に同意できると思える本だった。 ベーシック・インカムとは ベーシック・インカムとは、現行の社会保障制度などをすべて廃止し、国民全員に月8万円程度のお金を毎月支…

書評『海外ドラマはたった350の単語でできている』Cozy著

よくよく考えてみると、人間の日常会話なんてどこの国に行っても同じだ。 今みたいに暑い夏なら「暑いなあ」「今何度?」「えっそんなにあるの」とか、だいたいそんなところだろう。 この本曰く、有名な英語圏の海外ドラマをいくつかピックアップしてみると…

書評『急に売れ始めるにはワケがある』マルコム・グラッドウェル著

非常に興味深い本だと思う。 翻訳ならではの読みづらさと意外なほどのフルボリュームに読むハードルが少し上がってしまっているけど、それでも読む価値はある。 「150の法則」とは おそらく、150の法則という言葉を聞いたことのある人は少ないはずだ。 僕も…

書評『一生モノのモテ理論 理想の女性を射止めるテッパン法則』檀れみ著

これも以前、Twitterのちょっとしたインフルエンサー的な立ち位置にいる人が面白いと言っていた本だ。 長距離の電車に乗らなきゃいけない用事があり、でも手ぶらで行きたかったので、僕は本書のkindle版を購入してiPhoneにダウンロードしてから出かけた。 ki…

書評『誰でも美しくなれる10の法則』ティム・ガン著

気に入った服は色違い・サイズ違いで何枚も買うのが好きだ。 その話を人にすると「おしゃれだなあ」という趣旨のコメントが返ってくることが多い。 僕はおしゃれというより単に機能的で形が好きな服を選んでいるだけで、常にベストな服を着ていたいから同じ…

書評『VIENNA BOOK』ヴィエンナ著

書評というか、モデルのVIENNAがファッションやメイクについてまとめているのがこの本で、僕はこういったタイプの本を今回初めて買ってみた。 初めて彼女を見つけたのはTwitterだったと思う。 甘めだけどちょっと独特なファッションセンスと、人柄が良さそう…

書評『まんがでわかる 7つの習慣』

まんがでわかるシリーズを侮ってはいけないと思う。 自己啓発系の書籍の代表として語られることの多い『7つの習慣』だけど、それをわかりやすくまんがで解説したのが本書だ。 一通りその界隈の本を読んだことがある人なら、本書に書かれている内容を目新しい…

書評『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』安部芳裕著

けっこう胡散臭い内容で、多少の誇張もあるんだろうけど、ここに書いてある内容は事実からそうかけ離れてはいないと思う。 ロスチャイルド家は世界の金融システムを支配していると言われているユダヤ系の一族だ。 人間も動物と同じ 結局のところ、世間に流布…

書評『マンガでやさしくわかるNLP』山崎啓支著

NLPはNeuro-Linguistic Programmingの略で、神経言語プログラミングという訳語が存在している。 神経というと医学的なものを連想してしまうけど、神経言語プログラミングは心理学用語だ。 過去に大きなインパクトを受けたり、繰り返し何かを見聞きしたりする…

書評『低資金で高収益! Airbnb 不動産投資戦略』岡田のぶゆき著

Airbnbの波が日本国内で大きくなってきているように思う。 Airbnbはいわゆる「民泊」サービスの最大勢力で、ここ数年で急速に認知され、実際に参入する人も増えている。 ビジネスのアイデアはいくつあっても困ることはない。 僕が今すぐにAirbnbを始めるわけ…

書評『30年勝ち続けたプロが教える シンプルFX』西原宏一著

久々にFX関連の書籍を読んだ。 『シンプルFX』と銘打たれている割には、細かいテクニカル分析の解説もあり、読み応えのある内容になっていると思う。 どんなFX本にも共通して書かれている手法に、押し目買い・戻り売りがある。 結局のところ、相場には上昇・…

書評『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治著

日頃、僕が一番苦痛に感じるのは時間を無駄にしたと感じることだ。 電車での移動も極力避けてはいるけど、どうしてもやむを得ないときもある。 電車移動の時間を無駄にしないためには、情報をインプットする時間に当てることがベストだ。 駅構内の書店にちょ…

書評『メンタリズム 恋愛の絶対法則』DaiGo著

聞いたことのある恋愛テクニックも多いけど、これまで一度も聞いたことのない恋愛テクニックも意外と多く紹介されていた。 メンタリズムがヒットレシオを改善する 藤沢数希さんの恋愛工学が掲げる「モテ=試行回数×ヒットレシオ」という公式に当てはめて考え…

書評『世界一やさしい 経済の教科書1年生』小宮一慶著

僕がお金に関する本を積極的に読むようになったのは、FXを始めるようになってからだ。 通貨の価格には世界経済の状態が密接に関係している。 というわけで、僕は経済に関して無知でいるわけにはいかなくなったのだ。 いつものように、僕はAmazonの検索窓にお…

書評『年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学』

堀江貴文氏が言っていたことだけど、彼は本を読む代わりに時間短縮のため書評だけ読むことも多いらしい──結論から言うと、この本を熟読する優先度はそれほど高くない。 価値のある本というのは、その本を読んだことによって、現実世界での自分の行動が変わる…

書評『図解 脳に悪い7つの習慣』林成之著

本の衝動買いをしたのは久々だった。 寒さから避難するために立ち寄ったコンビニでホットレモンを買った夜のことだった。 今どきのコンビニは書籍コーナーも意外と充実している。 新書版の『脳に悪い7つの習慣』をイラスト付きでわかりやすく解説したのが本…

書評『頭の回転が3倍速くなる! 速読トレーニング』角田和将著

ビル・ゲイツ氏はかつて「最も欲しい能力があるとすれば、それは本を高速で読む能力だ」と言ったらしい。 ITとはInformation Technologyの略語で、日本語にすると情報技術だ。 情報が簡単に手に入るようになった現代だからこそ、質の良い情報を高速でインプ…

書評『まんがでわかる ピケティの「21世紀の資本」』

「まんがでわかる」シリーズを読むのは初めてだったけど、さらっと概要を理解するのにはまったく問題ないと思った。 本家トマ・ピケティの『21世紀の資本』は700ページ以上にも及ぶボリュームで、これを読破するのにはけっこうな時間がかかってしまう。 「ま…

書評『損する結婚 儲かる離婚』藤沢数希著

考える、という作業をめんどくさがって避けている人は多い。 例えば、僕は車を運転することはかなりのリスクがある行為だと考えているので、極力避けるようにしている。 性格的にもあまり向いていないような気がするし、車を所有すると駐車場代や自動車税な…

書評『セックスと恋愛の経済学』マリナ・アドシェイド著

この本のテーマがセックスと恋愛なのか、それとも経済なのかと言えば、間違いなく経済の方だと思う。 モテや恋愛に関して知識を深められると思って読むと肩透かしを食らうかも知れない──僕のように。 統計学的な資料のまとまりと考えてもらうとわかりやすい…

書評『もう合コンに行くな 3時間で女をオトす恋愛戦略』

Amazonのレビューで低評価が目立つ本には2種類ある。 本当にクソな本 一般的な感覚からは離れているけど内容は正しい本 この本の場合は後者に当てはまる。 「ナンパマーケティング」という一見胡散臭い言葉に違和感を覚える人も多いと思う。 でも、ここに書…

書評『これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール』梅田泰宏著

Amazonの検索窓に「税金」と入力して、一番簡単そうに見えた本がこれだった。 現代の日本の税金について基本的な事柄が一通り網羅されている。 特に面白みはないけど、辞書的に使うことができる本だと思った。 一家に一冊置いてあって損はない。 どうせ面白…

幼稚園児は美人とブスを正確に見分けることができる

美貌格差という言葉さえも一般的になりつつある現代において、「ルックスなんて関係ない」という綺麗事は誰の耳にも届かなくなっている。 美人やイケメンは得をして、ブスやブサイクは損をする。 これは疑いようのない事実だ。 ただし、大人には生まれ持った…

学校の授業がつまらないのは金にならないから

最近、税金関係の書籍を読んでいる。 正直あまりエキサイティングなテーマだとは言えないけど、お金のことを考える上では避けて通れない。 どうせ大人になったら誰しもが関わらなきゃいけないんだから、義務教育の中で税金についてもっと踏み込んでやってほ…

街中のすべてがデートのために存在している

渋谷の街の構成要素をよく見てみてほしい。 飲食店とアパレルショップばっかりだ。 これは渋谷の街に限ったことじゃなく、どの地域においても繁華街はだいたい飲食店とアパレルショップばかりで構成されている。 結論から先に言うと、街中にあるすべてのもの…

書評『東大院生が考えたスマートフォンFX』田畑昇人著

どんな本でも結局は売ることが目的なので、言ってみれば最大公約数的な、無難な情報だけで終わってしまっている本は多い。 FX本に関してもそれは同じことだ。 ところが『東大院生が考えたスマートフォンFX』には、痒いところにちょうど手が届くような、他の…

書評『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』ロバート・キヨサキ著

『金持ち父さん 貧乏父さん』は相当に学びが多く、読んでいてとても楽しい本だった。 『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』はその続編だ。 ロバート・キヨサキ氏は、言うなればビジネス・投資界の村上春樹だと思う。 村上春樹氏の本は何冊か読…

感情と消費の恐ろしい関係

ロバート・キヨサキ氏は「金持ちになるためには感情面での訓練が必要だ」と繰り返し説いている。 これはガチだ。 結局のところ、金持ちと貧乏人を分けるのは知識やテクニックよりも感情、そして性格によるところが大きいと思う。 稼いだ金をどう使うか。 こ…

断捨離は災害への備えにもなる

断捨離という言葉が一般に浸透して久しい。 多くの場合、断捨離をする目的は日常生活を快適にすることにある。 よくよく考えてみると、断捨離は災害への備えにもなる。 日本に住んでいる以上、いつ地震が起きて家屋や持ち物が吹っ飛ばされてもおかしくない。…

貧乏と肥満はよく似ている

ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んでいて思ったことがあるので、ここにメモしておきたい。 彼曰く、 太り過ぎの人の大部分はおなかが空くから食べるわけではない らしい。 頭の中では食べ過ぎが肥満につながる…

書評『君はどこにでも行ける』堀江貴文著

とてもありきたりな感想だけど、世界は広いと思った。 ホリエモンこと堀江さんの本は読んで時間の無駄だったと思うことがまずない。 世間一般に思われているほど彼は冷徹じゃないと思う。 いつも優しく読者を勇気付けてくれる。 そう、堀江本からはいつも大…

書評『めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った「商品先物取引」入門新版!』

FXについては多少知識があったけど、先物取引に関してはまったくの無知だった。 FXの投資対象が通貨なら、先物取引の投資対象は商品だ。 商品とは、金や銀などの貴金属、大豆やトウモロコシなどの農産物、原油やガソリンなどのエネルギー資源などを指す。 そ…

お金がないと欲望は去勢されてしまう

お金はただの手段でしかない。 だけど、この人間社会の中でお金はものすごい力を持っていて、それは人間の想像力や思考回路でさえも左右してしまう。 もしもお金がまったく使えなくなったら 例えば、あなたが刑務所に入れられて、一生外に出られない状況に陥…

音楽アーティストに自由はない

僕の友達にメジャー・レーベルからデビューした女性シンガーがいる。 彼女はレトロな世界観を持ち味にしている小柄な実力派シンガーで、以前は音楽業界で裏方として働いていたらしい。 僕は彼女と駅で待ち合わせて、近くのコーヒースタンドでホットミルクを…

どこかにありそうでどこにもない街から

どこかにありそうでどこにもない街に僕は住んでいる。 この街に雨はほとんど降らない。 海から吹く風が心地良く、細い路地裏を通って、眩しいくらいの夏の空に消えていく。 噴水のある広場には今日も子どもたちのはしゃぎ声が響き渡っている。 台車に乗せて…

優れたビジネスはアートに似ている

優れたビジネスはアートに似ていると思う。 その逆に、優れたアートはビジネスとしても完成されている。 その二つはまったく相容れないものではなくて、よくよく見てみると境界線は曖昧なことが多い。 僕はビジネス臭のするアートが苦手だったけど、同時に心…

Toro Y Moi "Causers Of This" を聴きながら

www.youtube.com Come home in summer Live a life that you miss 夏に帰郷して 君のいない生活を送る 今では夏が好きだけど、とにかく暑さが嫌でたまらない時期もあった。 「外出するのは夕方以降」というルールを決めて、できるだけ涼しい時間帯に用事を済…

献辞

ずっと、君に会いたかったんだ。